日本の麻辣湯(マーラータン)チェーン比較:七宝 vs 楊国福 vs 張亮

日本で営業する麻辣湯チェーンを15ブランド追跡中。多くは量り売り方式のカウンターで、好きなトッピングを選び、辛さを決めて、重さで支払うスタイル。一杯あたりおおむね600〜1,000円が目安です。

まず試すならどのチェーンがいい?

麻辣湯が初めてで、いちばん入りやすいところから始めたいなら、まずは 七宝麻辣湯(チーパオ)から。2007年に渋谷で誕生した日本の麻辣湯専門店の元祖で、薬膳ベースのやさしいスープが特徴です。辛さなしの白湯も選べて、0番から5番まで細かく辛さを刻めるので、無理なく慣れていけます。 もっと本格的で食べごたえのある中国スタイルの一杯が食べたいなら、 楊国福麻辣湯(ヤングオフー)へ。世界最大の麻辣湯チェーン(世界で7,000店舗以上)で、コクのあるスープと70種類以上のトッピングが魅力です。どちらも同じ量り売り方式なので、初めてなら 注文方法の完全ガイドに目を通しておくと安心です。

かんたん比較表

チェーンスタイル辛さの段階価格(円)店舗数
七宝麻辣湯
チーパオマーラータン
日本風(薬膳スープ春雨) 6 620〜1500 60
楊国福麻辣湯
ヤンゴフクマーラータン
中国本場系(四川・ハルビン発祥) 5 1000〜2500 25
張亮麻辣燙
チョウリョウマーラータン
中国本場系(東北系・薬膳) 4 1000〜2000 15
李暁七マーラータン
リショウチマーラータン
中国本場系(セルフカスタム重視) 5 1000〜2000 5
好美味麻辣湯
ハオメイウェイマーラータン
中国系(新大久保・都市型) 4 1000〜2000 6
ラホンバンマーラータン
ラホンバンマーラータン
韓国系(韓国チェーンの日本展開) 6 1000〜2000 5
四川麻辣湯 星星倶楽部
シセンマーラータン ホシホシクラブ
四川系(本格四川風) 4 1000〜2000 4
iSDG麻辣燙
アイエスディージーマーラータン
日本系(カップ麺ブランド発の実店舗) 4 1000〜2000 3
Yummy Duck麻辣湯
ヤミーダックマーラータン
fusion(日本系新業態) 4 1000〜2000 3
一品麻辣湯
イッピンマーラータン
中国系(量り売り) 4 1000〜2000 3
麻辣湯倶楽部
マーラータンクラブ
四川系(個性派チェーン) 4 1000〜2000 4
香香麻辣湯
シャンシャンマーラータン
四川系(京都・自家製調味料) 3 1000〜2000 2
菜菜麻辣湯
ツァイツァイマーラータン
日本系(フードコート特化・薬膳) 5 1000〜2000 2
パンダ麻辣湯
パンダマーラータン
中国系(カップ麺ブランド発) 4 1000〜2000 2
麻辣工房
マーラーコウボウ
韓国系(韓国チェーン日本初上陸) 4 1000〜2000 3

2〜4ブランドだけに絞ってじっくり見比べたいなら、チェーン比較ツールをどうぞ。

専門店じゃなくてもOK。 いまや麻辣湯はファミレスやコンビニでも食べられます。バーミヤン(フェアで登場)、セブン-イレブン(七宝監修の冷凍ほか)、季節限定のすき家しゃぶ葉神座まで、麻辣湯が食べられるチェーン店・コンビニ一覧でまとめています。


量り売りの仕組み

ここで紹介するチェーンはほぼすべて量り売りです。カゴやボウルを手に取り、野菜・肉・豆腐・きのこ・練り物などが並ぶセルフの冷蔵ケースから好きなだけ入れ、店員に渡します。 生の具材を量って、その重さで値段が決まる仕組みです。たとえば楊国福や李暁七では、トッピングが100gあたり約400円。1,000円を超えると麺が一玉サービスになります。七宝はグラム単位での量り売りで、620円からのベースの一杯に、選んだトッピングの重さ分を上乗せします(目安は約3.1円/g、最低20gから)。あらかじめ量り分けられた小袋セットを選ぶこともできます。 ざっくり言えば、軽めの一杯なら700円前後、具をたっぷり盛れば1,500円を軽く超える、というイメージです。

辛さの段階と、楊国福の二軸システム

多くのチェーンは0〜4、または0〜5のシンプルな段階制で、0は辛さなしの白湯スープ。七宝は0番(白湯)から5番(極辛)まであり、3番までは追加料金なしです。 辛さにこだわる人にぜひ知ってほしいのが楊国福。0〜4の辛さ段階とは別に、花椒(ホアジャオ/四川山椒)の量を独立して指定できるのが特徴です。つまり、舌がしびれる麻と、唐辛子の辣を別々に調整できるということ。このリストの中で、この二つの軸をここまで分けて選べるチェーンは他にありません。

英語メニューがあるチェーンは?

正直なところ、ほとんどありません。当サイトの店舗データを見ても、店頭に英語メニューがあるお店はごくわずか。多くのカウンターは日本語のみで、トッピングの冷蔵ケースにある写真が頼りになります。ただ救いなのは、麻辣湯が「指さして選ぶ」スタイルだということ。流れさえ掴めば言葉はほとんど問題になりません。まずは 初心者向けの注文ガイドを読んでおけば、どのチェーンでも困らないはずです。


全チェーン一覧

2007年〜

七宝麻辣湯

チーパオマーラータン

日本風(薬膳スープ春雨)
  • 辛さレベル6
  • 価格帯620〜1500
  • 具材50種
60 日本国内店舗

日本初の本格麻辣湯チェーン(2007年創業)。薬膳スパイス30種以上入りスープ、50種超のトッピング、日本人向けにアレンジされた清潔感のある店舗設計。女性客が多い。

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🇨🇳 中国発 2003年〜

楊国福麻辣湯

ヤンゴフクマーラータン

中国本場系(四川・ハルビン発祥)
  • 辛さレベル5
  • 価格帯1000〜2500
  • 具材70種
25 日本国内店舗

世界7000店舗以上展開する中国最大手チェーン。本場ハルビン発祥の濃厚・スパイシーな麻辣湯。70種以上の具材、海鮮・練り物も豊富。中国人客にも人気。

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🇨🇳 中国発 2008年〜

張亮麻辣燙

チョウリョウマーラータン

中国本場系(東北系・薬膳)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
  • 具材20種
15 日本国内店舗

中国国内6000店舗以上のグローバルチェーン。10種以上の薬膳スパイス入り牛骨スープを毎日仕込む本格派。FCモデルで急拡大中、日本顧客比率60%超。

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李暁七マーラータン

リショウチマーラータン

中国本場系(セルフカスタム重視)
  • 辛さレベル5
  • 価格帯1000〜2000
5 日本国内店舗

新大久保発の人気店。セルフ調味タレで独自の味を作れる。さつまいも春雨が看板。楊国福に似た量り売り式だが、本場系でやみつきになるスープが特徴。

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好美味麻辣湯

ハオメイウェイマーラータン

中国系(新大久保・都市型)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
6 日本国内店舗

新大久保と上野エリアに複数店舗を展開する都市型チェーン。深夜まで営業(新大久保店は01:00まで)。

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🇰🇷 韓国発

ラホンバンマーラータン

ラホンバンマーラータン

韓国系(韓国チェーンの日本展開)
  • 辛さレベル6
  • 価格帯1000〜2000
5 日本国内店舗

韓国で200店舗以上展開する人気チェーンの日本版。韓国式麻辣湯スタイル(辣紅房麻辣湯)。七宝と比べてより辛みが強く、韓国カルチャーファンに人気。

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四川麻辣湯 星星倶楽部

シセンマーラータン ホシホシクラブ

四川系(本格四川風)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
4 日本国内店舗

渋谷・高円寺・自由が丘などに展開する四川本格派チェーン。個性的なトッピングとスパイシーな本場四川スープが特徴。

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2026年〜

iSDG麻辣燙

アイエスディージーマーラータン

日本系(カップ麺ブランド発の実店舗)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
3 日本国内店舗

人気カップ麺「中華房 麻辣燙」(累計1600万個出荷)の実店舗展開。2026年2月吉祥寺店オープン。SNSで話題の麻辣湯専門店。

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Yummy Duck麻辣湯

ヤミーダックマーラータン

fusion(日本系新業態)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
3 日本国内店舗

個性的なブランド名と店舗デザインが特徴の新興チェーン。

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一品麻辣湯

イッピンマーラータン

中国系(量り売り)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
3 日本国内店舗

銀座エリアにも展開するチェーン。

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麻辣湯倶楽部

マーラータンクラブ

四川系(個性派チェーン)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
4 日本国内店舗

恵比寿など都心に複数店舗を構える麻辣湯チェーン。

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香香麻辣湯

シャンシャンマーラータン

四川系(京都・自家製調味料)
  • 辛さレベル3
  • 価格帯1000〜2000
  • 具材80種
2 日本国内店舗

京都駅徒歩5分。自家製調味料と京都産野菜を使った本格麻辣湯。約80種類の具材、ユニークなトムヤムクンスープが差別化ポイント。食べログ評価3.19。

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2025年〜

菜菜麻辣湯

ツァイツァイマーラータン

日本系(フードコート特化・薬膳)
  • 辛さレベル5
  • 価格帯1000〜2000
  • 具材40種
2 日本国内店舗

大手外食クリエイト・レストランツが手がける新業態(2025年10月CIAL横浜1号店)。豚骨+鶏骨白湯に12種の漢方を煮込んだ極味薬膳スープ。フードコート立地で家族連れ・ランチ向け。

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パンダ麻辣湯

パンダマーラータン

中国系(カップ麺ブランド発)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
2 日本国内店舗

パンダをモチーフにした個性的な店内デザイン。iSDG系列のカップ麺「中華房 麻辣燙」ブランドの姉妹展開。天井・壁にもパンダの装飾。

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🇰🇷 韓国発 2025年〜

麻辣工房

マーラーコウボウ

韓国系(韓国チェーン日本初上陸)
  • 辛さレベル4
  • 価格帯1000〜2000
3 日本国内店舗

韓国で150店舗以上展開する人気チェーンが2025年日本初上陸。高田馬場に1号店。韓国カルチャーと麻辣湯ブームの融合業態。

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ブームはこうして広がった

麻辣湯はニッチから一気にメジャーへと駆け上がりました。七宝はわずか数店舗から全国50店舗超へと成長し、流行は東京・大阪の都市圏から日本各地へと広がっています。その広がりの様子は、下の地方テレビの特集が伝えています。

HTB北海道:七宝が6店舗から50店舗超へ成長

動画:七宝の全国展開を取り上げた地方テレビのレポート(店舗数の数字は0:30から)。


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