麻辣湯の辛さレベル:麻(マー)と辣(ラー)、0〜5の目安

麻辣湯の刺激には、別々の2つの軸があります。ひとつは花椒によるしびれの「麻(マー)」、もうひとつは唐辛子による辛さの「辣(ラー)」。多くのチェーンは0〜5の段階で、ほとんどの人にとって辛さ1がちょうどいいスタート地点です。

答えは名前そのものに表れています。麻辣湯=麻(しびれ)+辣(辛さ)+湯(スープ)。麻辣湯の辛さレベルは、ふつう(唐辛子)の側を0〜5の段階で調整するもので、0は辛くない清湯(澄んだスープ)、5がいちばん辛いレベルです。楊国福などのように、(花椒のしびれ)の量を別に設定できるチェーンもあります。この2つの感覚はまったく別物で、これが初めての人をいちばん驚かせるポイントです。

麻(マー) — しびれ

花椒(ホアジャオ)由来。中国の山椒で、舌や唇にピリピリと、ほとんど電気が走るようなしびれをもたらします。原因は唐辛子ではなくヒドロキシ-α-サンショオールという成分。日本の山椒よりはるかに強く、いわゆる「辛さ」とはまったく別ものです。

辣(ラー) — 辛さ

唐辛子由来。日本人にもなじみのある、カプサイシンによるあのヒリヒリした辛さです。0〜5の数字がふつうコントロールするのは、こちらの軸になります。

花椒(ホアジャオ/中国山椒)のアップ
花椒(ホアジャオ)。唐辛子の辛さとは別の、麻(マー)のしびれの源です。

チェーン別の辛さの仕組み

標準は0〜5の段階で、七宝も楊国福もこれを採用しています。以下は各チェーンの実際の辛さ設定。段階数や詳細は当サイトのチェーンデータに基づいています。

チェーン段階詳細
Chipao Malatang
七宝麻辣湯
6 0番(白湯)〜5番(極辛)、3番まで追加料金なし
Yangguofu Malatang
楊国福麻辣湯
5 0(辛さなし)〜4(激辣)、標準は2(普通)
Zhangliang Malatang
張亮麻辣燙
4 複数段階(当日熬製の牛骨スープベース)
Lixiaoqi Malatang
李暁七マーラータン
5 複数段階(旨辛牛骨スープ・麻辣)
Haomeiwei Malatang
好美味麻辣湯
4 複数段階
Lahongbang Malatang
ラホンバンマーラータン
6 0.5〜上限あり(0.5, 1, 2, 3, 4, 激辛)
Sichuan Malatang Xingxing Club
四川麻辣湯 星星倶楽部
4 複数段階
iSDG Malatang
iSDG麻辣燙
4 複数段階(中国本場の辛さにこだわり)
Yummy Duck Malatang
Yummy Duck麻辣湯
4 複数段階
Ippin Malatang
一品麻辣湯
4 複数段階
Malatang Club
麻辣湯倶楽部
4 複数段階
Xiangxiang Malatang
香香麻辣湯
3 麻辣・パイタン・トムヤムクンの3スープから選択
Caicai Malatang
菜菜麻辣湯
5 辛さ0〜4の5段階
Panda Malatang
パンダ麻辣湯
4 複数段階
Mala Kobo
麻辣工房
4 複数段階
麻辣湯のスパイスと調味料
唐辛子と花椒のスパイスミックス。麻辣湯ならではの二重の刺激を生み出します。

よくある質問

麻辣湯ってどんな味?

2つの刺激が同時に来ます。花椒によるしびれ(麻)と、唐辛子による燃えるような辛さ(辣)が、うま味と油のコクのあるスープに乗ってやってきます。意外なのは麻のほう。熱さというより、ジーンとした、少し電気が走るようなしびれです。この2つが重なって、麻辣湯ならではのクセになる複雑な刺激が生まれます。

辛さ1は日本人には辛い?

辛さ1は「ピリ辛」程度で、初心者への定番のおすすめです。とはいえ辛さへの強さは人それぞれで、1でもきついと感じる人もいます。不安なら初回は清湯(レベル0、辛さなし)を頼んで、卓上で唐辛子を足すのが安心。花椒を別に設定できるチェーンなら、最初の一杯は控えめにしておきましょう。

注文したあとで辛さを調節できる?

ベースの辛さは注文時に決まりますが、多くの店にはセルフの調味料コーナーがあり、卓上でラー油や花椒を足して辛くすることができます。逆に辛さを抜くことはできないので、控えめに頼んで後から足すのが常に安全です。麻辣湯は辛さを自分で選べるのが最大の魅力で、初回は辛さ0〜1からスタートするのがおすすめ。辛すぎたボウルを和らげたいときは、水よりも牛乳・豆乳・ごはんのほうが効きます。


まだどこから始めればいいか迷っていますか。辛さ診断でぴったりのレベルとチェーンを見つけたり、初心者向けの注文ガイドを読んだり、チェーン比較で店ごとに見比べてみてください。